イベントの紹介

神奈川区地域自立支援協議会(以下、「協議会」とする)では、区内の支援者や障がいのある方やそのご家族、一般市民を主な対象者とし、研修や講演会、グループワーク、その他様々なイベントの開催・運営・参加をしています。
下記に開催イベントの例を紹介します。

各種研修の例

障害者虐待防止法について 案内

【障害者虐待防止法研修会】

概要:この研修では、家庭や福祉施設、職場などでの障がいのある方に対する虐待防止を目的にする法律「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」について、初めての方でも分かりやすいように講師の方にお話をして頂きました。

主な対象者:区域の支援者等

 
みんなで一緒に、スキルアップ研修



【みんなで一緒にスキルアップ―自分たちで研修をつくろう―】

概要:1日目【プレ研修】2日目【本研修】と2段階の研修を行っています。【プレ研修】ではブレーンストーミングという手法を用いて、日ごろ感じていることや、困りごと等の意見交換をします。【本研修】はプレ研修の意見を元にテーマ設定し講師を迎え研修を行います。
例えば平成27年度はプレ研修では困りごととして「コミュニケーションの課題」が挙げられました。本研修では臨床心理士の方を講師に迎え「他者の関わり」についてお話を頂きました。

主な対象者:区域の支援者等

参加者の声:

・次々とワークで自分の役割が振られてきて、ドキドキしながら受けていました。同じグループの方が話し上手で安心してワークが出来ました。講師の先生のお話がとても楽しかったです。
・普段なかなか気に留めていない事を中心に考える事で改めて気付かされる事が多くありました。コミュニケーションを学ぶ・考える事は仕事に対しても、自らの生活にも大切なことだと感じました。

 
発達障がいを理解するために 学校のイメージ写真

【発達障がいを理解するために~学齢前期・学齢後期について】

概要:地域向けに発達障がいの理解をテーマに中学校区の地域向けに講演会を開催しました。

主な対象者:地域の方々

参加者の声:

発達障がいのことをわかりやすく短い言葉で教えていただき、とてもわかりやすかった。障がいがある子どもを育てているが、このような講習会を開いていただき発達障がいのことを周囲の方に知ってもらうことができ、ありがたいと思った。

 
地域移行・定着支援分科会及び研修の様子

【地域移行を進める必要性と協議会の活用について】

概要:地域移行の必要性について改めて理解を深め、協議会を活用した地域移行推進の方法について学び、基幹相談支援センターを含む地域連携の方策についても理解を深める機会となりました。講師を迎えてお話しを伺いその後にグループワークをして意見交換を行いました。

主な対象者:区域の支援者等

 
6テーマの研修 発達障がい、重症心身障がい児者、高次脳機能障がい、障がい者虐待防止法、視覚障がい、精神障がいの基礎

【障がいに関する6テーマの研修会】

概要:自立支援協議会の参加機関に関わりのある方が、それぞれの得意分野の講師となり行った、障がいに関する学習会を通年で行いました。「発達障がいを知ろう」「重症心身障がい児者の現状について」「高次脳機能障がいについて」「障がい者虐待防止法について」「視覚障がいについて」「精神障がいの基礎知識」の6つのテーマで開催しました。

主な対象者:区域の支援者等

運営参画メンバーの感想:

障がい特性は様々であり、理解しているようでも、実際には関わりのない他分野の障がいについて分からない事が多い。事例や今更聞けないという事も話し合いにだされ、とても充実した勉強会になったと思う。

 
後見的支援室利用のイメージ

【横浜市障害者後見的支援制度について】

概要:横浜市が「横浜市障害者後見的支援制度」を平成22年に開始しました。住みなれた地域で、安心して暮らすことを願う障がいのある人とその家族の思いを支援するための制度です。その制度の理念や主旨を始め、その内容・仕組み・利用の流れ等を講師が説明しました。

主な対象者:区域の支援者等

 

各種イベントの例

障害者週間に合わせた、障がい者理解に向けた啓発イベントの写真

【障害者週間(毎年12月3日~12月9日)に合わせた障がい者理解に向けた啓発イベント】

概要:神奈川区障害者地域作業所連絡会が主催する障害者週間イベントコーナー(自主製品販売等)の場所の一部をお借りして障がい者理解に向けた啓発イベントを行っています。
例えば平成28年度は、障がいを理解し、興味を持っていただけるような本の紹介と点字作成の体験コーナーの設置などもしています。

主な対象者:一般市民・当事者又は家族、区域の支援者

運営参画メンバーの感想:

・自立支援協議会や障害者週間について、一般の方々にはまだまだ認知されていないことがアンケートの結果から分かり、一層の啓発活動の必要性を感じた。
・障がい福祉マップはメンバーで協力しながら作成し、充実したものが出来た。
・一つの目標に向かって一緒に活動することでメンバー間の距離が縮まり、他職種、他機関の方との繋がりが強くなったことが嬉しいことである。

 
エンパワメントプログラム 仲間じゃないとわからない 案内イメージ

【エンパワメントプログラム】

概要:援助者が力をつければ、当事者の力に繋がる。ネットワークを拡げ、援助者自身で気付きや力を獲得する為に、毎年1つのテーマを決めて、寸劇による場面紹介やグループワークを行います。区域の支援者の交流も目的の1つです。

主な対象者:区域の支援者等

参加者の声:

・立場の違う視点で考える機会を持つことが出来た。
・自分の支援の客観化が出来たと思う。
・プログラムを通じて、他機関の職員と顔の見える関係ができたと思う。

 
希望BOOKのイメージ

【希望BOOK(あんしんノート)に関するワークショップ】

概要:希望BOOK(あんしんノート)の普及・啓発のためのワークショップです。

主な対象者:区域の当事者等

 
神奈川区地域自立支援協議会主催 からだを楽しく動かそうの案内イメージ

【健康づくりイベント「たのしくからだをうごかそう♪」】

概要:区内の市立小学校個別支援級在籍の児童と保護者の方を対象に、区内の小学校の体育館を借りて、横浜FCのコーチのもと軽い運動を行います。最後に参加者のみなさんでゲームをします。

主な対象者:区内の市立小学校個別支援級在籍の児童と保護者の方

参加者の声:

【お子さんより】
・少しドリブルができるようになった。
・とても楽しくできた。
【親御さんより】
・子供が明るく笑顔だった。
・サッカーの得意不得意は問題ではなく、楽しく体を動かし、親子で楽しむ事ができた。

 
コミュニケーションボード(横浜市)のイメージ お店 救急

【「コミュニケーションボード」の出前講座】

概要:わかりやすい絵記号や写真によって考えや思い、意思を伝える、意思疎通の円滑化のツール「コミュニケーションボード」の講座です。言語でのコミュニケーションが難しい外国人や、小さな子供、高齢者、そして障がいのある方にも役立つ機会が多くあります。
当イベントは関係機関の出前講座を活用し、開催しました。

主な対象者:区域の支援者等

運営参画メンバーの声:

・施設職員と当事者によるデモンストレーションを行ったことにより、どんな場面に利用できるか等、具体的にわかりやすく意志伝達する方法を学ぶことができた。

 
防災、災害、避難、備え、訓練、対策のイメージ

【障がいのある方の「防災」をテーマにした講演会】

概要:東日本大震災のあった2011年に防災をテーマとした講演会「災害時に備えての取り組み~障がいのある方が地域で安心して暮らしていくために」「活動ホームのメンバーが提案する地域との防災訓練・交流促進の取り組み」を開催しました。

主な対象者:区域の支援者等

参加者の声:

・地域のつながりは無くてはならないもの。地域側も障がいのある方が何を求めているか知りたいと思っていることが多い。お互いの関係を近づける働きを、今後もできれば良いと思う。

 
共に暮らすのイメージ

【地域で暮らす障害児・者のこと、考えてみませんか。「共に暮らす」】

概要:神奈川公会堂で講演会、発表、展示販売を行う'一般市民を対象とした障がいに関する啓発イベント'の運営に参画しました(主催:神奈川区障害者作業所連絡会/共催:神奈川区地域自立支援協議会 神奈川区社会福祉協議会 神奈川区役所)。
講演会では著名人をお迎えし、発表は中高生の合唱と中学吹奏楽部の演奏、展示販売では盲特別支援学校の作品展示・作業所製品の販売・被災地支援商品の販売・写真展示を行い、大変盛り上がるイベントとなりました。

主な対象者:地域の方々

運営参画メンバーの感想:

・多くの方に障がいについてご理解いただくためにこのようなイベントの試みはとても良いと思います。ただ、一般市民の方の参加が少なめだったのが残念で、次回こういう機会があれば周知の方法を工夫して行いたいと思います。
・作業所製品販売では事業所ごとの自社製品を見ることができて参加しながら新たな発見が出来ました。

 
 
 
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